第二回　紅白ＶＩＰＲＰＧ感想

の感想150623

01.Ancient Ruler

補助魔法の重ねがけが大層めんどい。
残りHPが左上、かかっている補助魔法の効果が右上に表示されるため、必然、戦闘中は視線を左右に行ったりきたりさせることになり、毎回ヒジョーに疲れる。

ムシャとの連戦で疲労がピークに達してギブアップ。
以前遊んだときは普通にクリアできた気がするんだがなー。これはもう完全に年のせいですね、やんなっちゃう。

どうでもいいけど、主人公の名前の由来がエンディングで明かされるシーンだけは異常に印象に残ってる。
10年近く経った今でも、それだけは鮮明に覚えている。不思議だ。

02.玉を潰されたバカエルフ三人

作者の品性を疑う。

04.Moshimo The Movie II～鳥取砂丘より愛をこめて～

いわゆる「もしもシリーズ」のキャラクターたちがわんさか出てきて壮大なドラマを繰り広げるタイプの見るゲ。後発の作品に多大な影響を与え、その後しばらく、この手の作品が「鳥取系」とか言われていたような気がします。

何となくめっちゃ長いイメージがありましたが、久々に再プレイしてみると、意外にも1時間くらいでサクッと終わってビックリ。
このクオリティで一切中だるみしないのが驚嘆。どの人物も魅力的ですが、やはりダッツのかっこよさがブッチギリでした。

随所で既存作品のパロディが見受けられますが、使い方に嫌味がなく自然なため、思わずフフッと笑ってしまう。
「ウケ狙い」を意識させない抜群の手腕に脱帽。文句なしに傑作。

05.ＪＵＮＫ　ＳＯＵＬ

ドラゴン混乱させて倒すのが爽快でした。
これ未完で終わっちゃうかー。もったいねーなマジで。

07.ブロウ救済計画第２章～もしもブロウが主役になって世界を救うほどの活躍をしたら～

5時間くらいかけてラストダンジョンらしきところまでは辿り着いたものの、両サイドに目玉を侍らせたボスが強すぎてギブアップ。

宗治と霞の一騎打ちの時から思っていたのだが、行動不能系の技でハメてくる敵が多すぎて萎える。「全ての異常に耐性を持つ」と明記されているはずの防具でもガードできないし、治療する手段もない。
ゴッドハンドでブチ殺してくるミンサガのサルーインみたいな清々しい強さとは異質の、ドロっとした陰湿なボスばかりで辟易させられる。

エンディングが気になると言えば気になるが、流石に心が折れた。
レベルMAXまで上げればどうにでもなるのかもしれんが、そこまでする気力は湧かず。悔しいけど降参。

08.ＴＨＥ　ＲＥＡＬ　ＧＯＭＥＳ　ＢＬＵＥＳ～いい旅夢気分エンリュウ編～

立ち絵がうまい。麻耶ちゃん可愛い。

09.ぬくぬくぬくりあさん

第2回紅白優勝作品。
オペラの再現度が凄まじい。あれ見るだけでもプレイする価値あり。

10.Disintegration／Der Wald von Traumer

果てしなく冗長、ひたすらに退屈。
作者自ら「時間を無駄にしてもいい人向け」と言っているのも頷ける。

11.アリサの冒険記

大長編自作戦闘RPG。

マジで気が狂うほど強いボスが何体かいて精神的に参った。「これ中に人いるんじゃね？」と疑いたくなるくらい的確な行動をとられたときは、危うく画面を叩き割りそうになったことも。
並の作品ならブチ切れてゴミ箱にポイするところですが、本作はストーリー・キャラ・マップ・音楽などなど、RPGに不可欠な要素がどれも水準以上のクオリティに達しており、「あきらめたくない、クリアしたい！」という気持ちを最後まで持続させてくれました。

主役3人組が本当に仲良しで、何気ないやりとりに心底和む。
ラスボスもラストにふさわしい強さ。BGMも本当に美しい。

続くNo.12の「Girls Kingdom」と双璧を成す傑作。超オススメ。

12.Girls Kingdom

大長編デフォ戦RPG。

自分が思う「面白いデフォ戦」の条件として、「ボスを倒したときに思わずガッツポーズしてしまう」というのがあるのですが、このゲームではそれが4回くらいあった気がします。
むちゃくちゃ強くて、でも理不尽というほどでもなく、だけど端々で絶望感を覚え、もうそろそろ死んでくれー！という絶妙のタイミングで撃破できる。
そんな感じの、適度に緊張感のあるボス戦を幾度も楽しめました。相当テストプレイしたんだろうなーと、作者さんの苦労が偲ばれます。

ボスのみならず、雑魚が全く雑魚の強さではなく、何回リセットしたかわからんくらいセーブ＆ロードを繰り返させてくれるのもポイント。
あるダンジョンにて、いきなり巨大なドラゴンと普通にエンカウントしてブレス吐きまくられて死んだときは、何が起こったかわからず目が点になった次第。

正直なところ、序盤らへんはストーリーのノリもわりとお軽いチャラチャラした雰囲気で、どっちかというとヌルゲーの部類かな、などと油断しておりました。
しかし海のサハギンに全体攻撃で殺され、山道のマンイーターにリンチされたあたりから、「あれっ、もしかしてこのゲーム難しくね？」と気付き始め、その難易度は一過性のものではなく、最後の最後までノンストップで継続するのでした。いやー死んだ死んだ。このゲーム1本だけで、他の作品の合計死亡回数を優に超える自信がある。

登場人物も個性豊かで、シナリオ面の面白さも満点。
ラストダンジョンでも容赦なく金を要求してくる妖精さんの畜生っぷりも笑える。

歯応えのあるデフォ戦ゲーがやりたい人に全力でオススメ。

13.借金取立列伝

上のやつのスターライトブレイカーEXとかいう技でお手上げ。

14.ブーンの暗黒カオス大魔王討伐日誌

こんな終わり方ってあるかい先生……。

15.黒の鳥がー

もうなんかいろいろとクソゲー。
何がクソってストーリーが意味不明なのがまずクソ。自宅じゃないとメカを改造できないのがクソ。そして何よりフィールド画面の移動速度がマジでクソ！チンタラ歩いてんじゃねーぞドブネズミが！！

思わず言葉遣いが荒くなりましたが、戦闘自体はザコもボスも歯応えあってそれなりに楽しめました。状態異常が輝いていたのもマル。

まぁでも総合的には間違いなくクソゲー。
あえてクソゲーがプレイしたいというドMにオススメ。

16.3P

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17.Blowing My Way

シンプルでわかりやすいシステムとは対照的に、敵のバリエーションの豊富さに唸らされる。
ストーリーの稚拙さがどうでもよくなるほどの台詞の勢いにも脱帽。たけし描いてた頃のしまぶーを彷彿とさせる。

タイトル画面で敬遠する人も多かろうが、わりとマジで神ゲー。
隠れた名作とはこのことか。オススメ。

18.魔王

上の文章を見た瞬間、リアルに血管の切れる音がした。
娘様の可愛さをもってしても収まらぬこの怒り。宇宙一無駄な四分間だった。

19.Mosimo Gomez Revolution

かつて流行したアレをツクールで再現。よい音ゲー。

21.今日も一人のバカがゆく　体験版

頑張ってレベル上げしたのにスタンガンで倒せて拍子抜け。

23.リビングデッド

画面に誰も見当たらない。わけがわからない。

これはあれか。心の綺麗な人だけ見えるパターンか。
どうやら俺は選ばれなかったらしい。無念である。

24.ゆとり世代２００６

マップの組み方を間違っていてCtrlを使わないと進められない場所があったり、ボスのバランス調整がテキトーだったり、ラスボスっぽい敵を倒したところで無限ループに突入したり。

終盤に近づくにつれテストプレイしてないのが見え見えで、とっても萎えました。
2時間近くも遊んだ自分が馬鹿みたいです。実にくだらない。

28.もしも地理で地理の勉強　No.1　オーストラリア

荻野＆亀田ネタが懐かしすぎて泣ける。

30.悪夢再来、忘れた殺にやってくる

プレイ開始1分でゴミ箱にダンクシュート。

33.僕らの夢物語

二度見どころか三度見、四度見してしまう秀作。／^o^＼ﾌｯｼﾞｯｻｰﾝ

34.Romancing　佐・賀

これ結局完成したんやろか。
2005年紅白の「ドラクエターなる」同様、その後の消息が気になる。

36.MonsterWar

単刀直入に言うと駄作。作業ゲーにも程がある。
とか言いつつ、なんだかんだで最後まで遊んでしまった。このくらい単調なゲーム性のほうが、脳みそを使わない分、気軽に楽しめるのかもしれない。

37.未定

ポインタの冒険は名作。

38.エターナラー外伝　すごいよ！闇子さん！

ラスボスが予想外に強くてビビった。
せっかく頑張ったのに、闇子も妖精も報われなさすぎで、少々後味が悪い。ハッピーエンドとかあるのでしょうか。

40.もしもナスと五世の女体化が入れ替わったら

意味が全っ然わからん。

41.むすめさまの憂鬱

むすめさま可愛い。ドット絵って良いよね。

42.Merry Christmas -メリークリスマス-

出オチ感が半端ない。あっと驚く展開がなく、いと退屈。
召喚のアニメは高クオリティで見応えあり。ザ・ワタリで草。

44.people of the no name

つまらなさすぎて泡を吹きながらも我慢してボスまで辿り着いた。
だけど戦闘中にポーションは使えんわ、何の前触れもなく武器は壊れるわ、それでダメージ一切通らなくなるわで流石の俺もブチ切れた。

やればわかるこの酷さ。やらなくていいけど。

46.一秒でも長くあなたと一緒に居たいから

容量が軽くて、パソコンに優しいなと思いました。

47.もしもＲＰＧツクール２の素材を使っただけだったら

これはいい素材集。

48.もしももしもの力が強すぎたら

わけわからんけどスゲー笑った。

49.だくねすボードＺv2

挙動が滑らかで大変面白いのだが目がチカチカして辛い。
マッハラインで失明しそう。全コース出したところで中断。

51.ファルコンとアバズレ

いろいろとハイセンス。ザックの「ファルコン」大好き。

52.もしも外伝 MoshimoTactics

ファイナルファンタジータクティクスのパロゲー。
原作に忠実なようで忠実じゃないと見せかけてそこそこ忠実だけど全く忠実でないカオスなストーリー展開から目が離せずぶっ通しでプレイ。

ラスボスがラスボスにふさわしい強さで燃えた。
丁寧な攻略テキストが同梱されていることもあり、わりとテキトーにやってもクリアできる初心者設計に感服。

もっと評価されて然るべき作品。心よりオススメ。

55.だって私は、アホの子だから。　ｂｙ闇子

No.5の「ＪＵＮＫ　ＳＯＵＬ」もそうだけど、体験版として公開したからには、最後まで責任をもって完成させるべきだと思うんですよね。

そういうわけで本作は評価に値しません。誠に残念ながら。
もし完成してたらごめんなさい。僕の見落としです。

56.A　Bloody　Crisis

ツクール初心者にありがちな、ツボやタルからアイテムが無限に手に入るバグ。
一ヶ所だけなら「こやつめハハハ」と笑い飛ばすところですが、四ヶ所は流石に多すぎでしょう。Ctrl使わないと進めない場所もあるし。ちゃんとテストプレイせーや！

とはいえ、デフォ戦自体はそこそこ緊張感があって楽しめた俺がいる。
デフォ戦が好きな人以外はスルー推奨。

57.もしも in Real World ～狂気の果てに～

ウルトラ不謹慎ゲー。アンダーグラウンドの極み。
デフォ戦がつまらなく、ストーリーのテンポを損なうだけの足枷でしかないのが難点。

58.戦闘戦闘また戦闘　-もっと、もっとだ！編-

ふいんきは良いと思います。

59.お前も草むしれよ

　　　 _, ._
　　（・ω・）
　　○=｛=｝〇,
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.ｗｗしｗ`（.＠）ｗｗｗｗ

60.避けゲー

ヌルゲーマーの自分ですらヌルすぎると感じるほどヌルヌルなヌルゲー。
じゃあお前一回も死ななかったんだな？と問われると、そういうわけではありませんが、本作は「やべぇ死んじまった！もう一回チャレンジだ！！」とやる気が起きるタイプの作品ではなく、「あーうっかり操作ミスった死んじゃった。やり直すのだるい……」というふうに、面倒くささが先に立ってしまう設計が非常によろしくない。

ラスボスもVIPRPG史上に残るレベルの凄まじい弱さ。ネオエクスデスみたく瀕死になっても発狂したりせず、行動パターンが一切変わらないのは悪い意味で予想外。
あまりにも弱すぎて一周回って笑えてきた後、なんだか可哀想になって泣けてきた。誰か彼に代わりの服を着せてあげてください。

他の難しいゲームをプレイした後の箸休めにはいいかもしれません。

61.さんた★くりす

ほっこりした後、しんみりした。

62.マッスル伝説

自分が紅白に提出した初めての作品。

中学生の頃に書いた自作小説をもとに作られているため、意味不明な箇所が多い。というか、あらゆる部分が意味不明。
ストーリーは二の次で、メインはあくまでデフォ戦。自分でも久々にプレイしましたが、「あれ？昔こんなに苦戦したっけ？」と感じる敵がチラホラ見受けられ、我ながら新鮮に遊ぶことができました。
レベルを上げなくても装備を工夫すれば割と何とかなるように作っているつもりですが、あまり意地になりすぎると際限なくプレイ時間が延びてしまう危険性あり。さっさと進めたい人は、おとなしく稼ぐのをオススメいたします。

自分で言うのも何ですが、ラストバトル付近の演出は神。
ファイナルファンタジー4のパクリ？知らんな。

64.エターナルサーガ