バナー のレビュー

01.なんでも5

タイトル通り、五つのシナリオが収録された作品。

1、超絶IKEMEN編(本編:1時間)
兵士との戦いはどう考えても負けバトルだと思ってたので、戦闘後バッドエンドになって少し驚く。FATAL三倍速オート戦闘でレベル上げ余裕でした。そこでレベルを上げすぎたのか、その後の戦闘は楽勝過ぎて全然歯応えがなかったのが心残り。
ストーリーはかなりどうでもいい部類。ラストで冷静になるアレックスだけ面白かった。

2、F12編(本編ダミー:5分)
不運にも最初にこれを見てしまって「こんなのが祭りのNo.1とかふざけてるの? 死ぬの?」と憤慨しつつ感想掲示板を覗いたら、他にも4つの話があることが判明したので急遽やり直してみたという次第。危うくこの話だけで感想を書くところでした。

3、もしも秋葉原(おまけ:5分)
ノーコメント。

4、舞踏探偵団編(超次元カオスの裏シナリオ:30分)
この4番目の話に限らず、本作では過去のVIPRPG作品で使われたキャラや台詞がたびたび登場するので、それらをプレイしたことのある人はニヤニヤできて幸せかもしれないけど、それは裏を返せば、プレイしたことのない人には「誰このキャラ何言ってんの意味わからん」状態にさせてしまう恐れがあるとも言える。その点が賛否両論分かれそうなポイント。

5、超次元カオス編(裏本編:4時間以上)
事実上の本編。
「敵の火力やべえええ」とピンチを感じても、適度な回復とゴリ押しでなんとかなる難易度が絶妙。中盤以降は「徳明の特技チートすぎ楽勝すぎヌルゲー乙」なんて調子ぶっこいてたら炭酸電池にボコボコにされて戒められたりなど、程々に緊張感を与えてくれるゲームバランスが素晴らしい。特に終盤の激戦は珠玉で、毎回のボス戦が本当に楽しかった。

この感想を書くまでに何作品かプレイしてきたけど、このゲームほど戦闘面でハラハラドキドキさせてくれたものは今のところ無いです。オススメ。


02.雷鳴青眼記

メニュー画面、バトルシステム、ミニゲーム。
どれ一つとっても力作感バリバリの長編RPG。

自作戦闘は最初の方こそ勝手が分からず戸惑ったものの、適当にボタンを押していれば適当にビシバシ連携してくれるシステムのおかげで、さほど苦もなく乗り切れた。
本作はVIPRPG史上でも屈指のインフレゲーで、終盤になると数十万単位のダメージがポンポン飛び出すため、そういうド派手なバトルを好むプレイヤーにはかなりウケが良いはず。

ただ、回復アイテムや補助アイテムを使用する際メニューを開いてカーソルを下のほうまで移動させるわけだけど、そのカーソルの移動速度が妙に遅いせいで、アイテムを使おうとするたびに若干イライラさせられたのが悪い意味で印象に残った。お店で売買する時なども同様のイライラを感じた覚えがある。
全体的には素晴らしい出来なのに、細かい部分でプレイヤーに対する配慮が欠けているように思えるのが残念。

ミニゲームは、FF7っぽいバイクゲームやFF8っぽい電車乗っ取り作戦でニヤニヤさせられた。他にもスクエニ系のネタがチラホラ見受けられ、一ファンとして嬉しい限り。

ところで、先ほど「苦もなく乗り切れた」と述べた戦闘についてですが、ラストバトルの難易度だけは規格外で歯が立たず、正攻法では到底勝てる気がしなかったため、半分チートみたいな戦法でムリヤリ勝利してしまった次第。
「こんな反則みたいな勝ち方でいいのかな」と少し罪悪感を覚えたものの、スタッフロールの気合の入れようを見てたらそんな些細なことどうでもよくなった。キャラクター1人1人の動きがいちいち面白くて笑いを堪えきれず一瞬たりとも画面から目を離せず、字幕を読んでいる暇なんて無かったほど。

クリアして良かったなーと思わせてくれる最高のエンディングでした。
これはいい神ゲー。


03.FRAGMENT 〜果たすべきコト〜

タイトル的にプレシャスの姉妹作品なのかなと思ってたけどあんまり関係なかった。
普通にストーリーの先が気になってただけに、あのオチは残念。すごく残念。

戦闘は味方が強すぎて死にようがないヌルヌルバランスだけど、攻撃のエフェクトとかダメージの数値もヌルヌル滑らかにテンポ良く表示されるため、普段XP作品をやらない自分にとっては新鮮でさほど苦痛ではなかった。
完成版ではもう少し歯応えのある敵がほしいかもしれない。


04.絆と剣

作者の性的欲望をそっくりそのまま具現したような問題作。
感想板で失望・嘲笑・非難の声が飛び交ったのは言うまでもない。

全体的に低俗かつ陰惨で下劣で不快極まりない史上最低最悪クラスの超クソゲーであることは火を見るより明らかなのだけど、ピカチュウ編だけは正直面白かった。特にブボボンヌ戦の陳の行動は予想の斜め上800度くらいブッ飛んでて失笑を禁じ得ず。

宿屋に泊まった直後の「知ったことか」など、台詞回しにも光るものを感じる。
このセンスをキープしつつ、次回はもう少しまともなゲームを作ってくれればと思う。


05.エターナルの海

流石に40作品もプレイしてるとギャグにも耐性がつくのか、本作では一度たりとも笑えなかった。

この手のゲームに対して一つ言えるのが、「ゆっくりしていってね」とか「醤油おいしいです」系のネタは、なまじ使いやすいだけに使い所を誤るとただただ寒いだけなので、扱い方には細心の注意を払ってほしいということ。つまらない作品に限ってこれらのネタをいたずらに乱用してるようなイメージがある。

テストプレイ中に少しでも「微妙だなこれ」と感じたネタは、バッサバッサと切り捨てていった方が良いと思う。詰め込めばいいってもんじゃないのです。


06.ナイ城再建物語

ギャグ分・シリアス分・ほのぼの分がバランス良く補給できる名作。
全てのキャラクターが活き活きとしていて、作者に無理に動かされてる感じがしないのがとても良い。福笑いやデュエルなどのミニゲームも気合が入っていて、あらゆる面で手抜かりがない。

クリアしてすごく幸せな気持ちになった。また日を置いて遊んでみよう。


07.クリスタル・ランサー

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08.うんこ

シレンやトルネコ的な中毒性がある作品。

何度か死んで何度かやり直していく過程で、最初は攻撃力を重点的に上げた方がいいかなーとか、1面は死んでもすぐやり直せるからセーブは無視した方がいいかなーとか、色々考えてみたり試行錯誤してはみたものの、3面か4面あたりで毎度玉砕してしまう自分の下手糞さに耐えかねてギブ。

でも4面でFF7のBGMが流れたのには痺れた。
あの曲を聞けただけでもう悔いはない。


09.もしもロワイアル(第二章)

タイトル通り第一章の続き。

個人的に注目してるキャラは魔王、フレイム、2003エルフの三人。
特に2003エルフはいちばん現実にいそうなキャラですごく親近感が湧くなー、と思ってたらあっさり殺されて吹いた。

魅力的な登場人物がゴミのように死ぬこの作品が大好きです。三章にも期待。


10.俺が一番ヘヴン状態

もうカオスすぎて何が何やら。ナージャ可愛い。


11.EL ICEV

なんか全体的によくわからない作品。
作者自ら公開オナニーとか言ってるのを見て、そりゃわからんわなと思った。


12.もしもハー妹が働くとしたら

前半見るゲ、後半デフォ戦の中編RPG。
とりあえず働きはするものの最終的には挫折してやっぱりみんなに見下されるダメニートの話かと思いきや、普通に心温まる家族愛の物語でした。変に屈折してない、ストレートに良いお話。カオスゲーばっかりやってるとたまにこういうのが恋しくなる。

仲間キャラ四人それぞれの個性が発揮される戦闘がなかなかに楽しい。ハーナスは死んでばっかりだけどダメージはきっちり稼いでるので決して役立たずとは言い切れない絶妙なポジション。
敵にも歯応えあるのが多くて、ドミノ将軍はいい意味でも悪い意味でも印象に残るボスキャラだった。あれはありそうでなかった倒し方な気がする。

スタッフロール後のおまけの充実ぶりもすごい。「ドラクエIX」「ゴメス博物館」などの笑えるksgのみならず、闘技場や隠しダンジョン、裏ボスなどのデフォ戦要素も満載。

本編終了後もプレイヤーにF12させまいという作者の心意気が伝わってくる良作。


14.EIGHT

いつものRTP世界から突如8ビットのレトロ世界へ飛ばされる短編作品。

冒頭でいきなり「ヌルゲーマーお断り」なんて警告をされるものだからどんな鬼畜ゲーかとビクビクしてたけど、本編に限れば素人でも十分クリアできる難易度。
それでもバトルイベントを巧みに使ったボス戦には目を見張らされるものが多く、最後まで中だるみすることなく楽しむことができた。オールドゴーレムのリビングデスや九頭竜のネクロマの効果は、今までプレイしてきたフリゲではお目にかからなかったもので「おぉっ」と感嘆させられた。
飽きられがちなデフォ戦でも、こういう驚きがあると俄然やる気が湧いてくる。

戦闘以外でも、荒れ果てた城のレバーを引っ張った時の演出はゾクッとした。草を生やしながら会話する兵士たちがなんとも切ない。

普段からRTP製のksgにやり慣れてる人ほどグッとくること請け合い。名作。


15.もしも天界に挑んだら

何やら壮大なストーリーっぽいけど内容の半分も理解できなかった気がする。
面白くないことはないんだけど、全体的に微妙な印象。8種類のエンディング全て見てみたけど、すごくもやもやする。

要するに「神様に逆らったら酷い目に遭うよ」ってことでいいのかしら。


17.Summer's two RUNE

最初のタイトル画面とか、魔王様の「娘のために学校作ってあげて」などの台詞から、ほのぼのとした暖かい雰囲気の作品なのかなと予想してたら、唐突にアニメが挟まれたあたりから徐々にカオスが滲み出てきて、ニンニンが全裸になったところで笑いをこらえ切れなくなって、ハーナスが歌いだしたあたりで腹筋が爆発した。それはさながら指数関数のごとく、落ち着いたムードから一気に笑いへと繋げていくギャップの差が、激しく俺のツボを刺激してくれたようです。

このまま単なるギャグゲーで終わるのかと思いきやどっこい、文章表現法の講座ではtktkに役立つテクニックを学べたりなど、知識面でもプレイヤーを満足させてくれるゲーム設計にとても感服した次第。

一粒で二度美味しいとはまさにこのこと。いいゲームだなー。


18.ジャンヌさんと女兵士ちゃんのラブラブデート

タイトル通りのゲーム。女兵士とジャンヌが好きな人にオススメ。
戦闘バランスは、たまに出くわす場違いな強さのペンギンを除けばぬるめの難易度。

刺激的なイベントを見終えて、さあ本当の冒険はここからだ! とテンションが上がってきたところで無情のエターナル通告。くやしいのう。


19.もしも娘様軍幻想郷 完結編

ゲーム開始直後こそ「もしもの力は封印するぜ!」なんて張り切ってたものだけど、思いのほか戦闘が面白くなく、2人目のボスで早々に解禁してしまった俺がいる。

これでサクサク進むはずだと安心してたら、尋常じゃない量の即死トラップに大変苦労させられた次第。
変な生き物に触れたら別の空間に飛ばされるゆめにっきっぽいフロアとか、間違った床や岩に触れたら強制まそっぷされるフロアなどは個人的にかなりの難所。
特に岩避けは判定がシビアすぎて30回くらいF12させられた。Ctrl使わなかった自分を褒めてあげたい。

ストーリーははっきり言って意味不明すぎてコメントしづらい。
カオスがワロスを置いてけぼりにしてる感じなので、もう少しプレイヤーの目線を意識したほうがいいと思いました。


21.はーなすちゃんおつかいにいく

何回か戦闘してたらいつの間にか終わってた。まさかあんなのがラスボスだなんて。


22.お隣の島

シュールな会話と音声が織り成す一風変わったksg。

・HOW TO PLAYの猫
・空を横切るアルベルト
・ウザい大阪人
・唐突なエスポワール
・ひどい船内放送
・スーパーサイヤ人

などなど、笑い所を挙げたらキリがない。

おまけシナリオで作者の脳みそのブレーキが壊れます。
グロ耐性のない人はご注意を。


24.平行四変形の檻

どうせパズル系は苦手だからセーブ可ゆとりモードで丁度いいくらいだろうということでプレイ開始。

1面から3面までのパズルは思いのほか楽勝で「俺もしかして天才じゃね?」と自惚れながらバリバリ解きまくってたけど、4面あたりから徐々に雲行きが怪しくなってきて、終盤のステージでは大量に余ってる時間をぼんやり眺めながら「キラーマン早く来てくれー!」状態に陥ってたのが我ながら情けなかった。
パズルを解くのに比べれば彼らを避けるのは至極簡単な作業なので、自分のような素人でもなんとかエンディングまでこぎつけるという寸法。いい救済措置だなーと思った。

レトロなグラフィックと音楽に引き込まれる良作。
また気が向いたらプレイするかもしれん。


25.「MINORS激情」

タイトル通り、普段あまり日の目を見ないマイナーなキャラクターたちが大活躍する全17話の短編集。コボルトやディック、王子の話が印象深い。

面白いことは面白いし、笑い所もかなり多いんだけど、ちょっと長すぎるかなー。
他作品をプレイする合間に数話ずつクリアしていくのがベストかもしれない。


27.無限のボランティア スーパーマイケル大戦TNパーマ

ツクールに触り立ての中高生が作ったゲームっぽさがよく表現できてる作品。マップも顔グラも敵グラもRTP全開なのに、BGMだけは妙に高クオリティな点が実にリアル。

魔王を倒したあたりでレベルが上がってもステータスは全く伸びていないことにようやく気付いて絶望すると同時に吹いた。そしてネタバレのウザさに爆笑した。

厨臭いのに厨臭くないという稀有な作品。
気合の入った長編ゲーをクリアした後の息抜きにオススメ。


28.CLEAS(綴りワカンネ)

作者の愚痴だけで終わりそうだったので本編が始まった時は安心した。

謎解き自体は単純ながらもやりがいがあって面白い。ただ肝心のストーリーは微妙かつ演出もあざとくて、ゲーム内と俺との温度差が終始凄かった。
泣かせたいシーンで変な歌を流すのと、強制的にメッセージ速度を下げるのはマジでやめてほしい。主人公二人の寒い漫才で冷え切ってた体があそこで凍りついた。

これならむしろ愚痴だけで終わってたほうが良かったかもしれない。残念な作品。


29.水質汚濁改善委員会

冒頭の質問に対する回答如何によってルートが分岐すると見せかけて実は乱数で決めているだけだということが作者の部屋で発覚するハッタリゲー。

エロシーンがエターなってるので残念ながら凡作。元ネタが元ネタなので台詞には濃いものが多いんだけど、淡々と話が進んであっさり終了してしまうため、印象に残るシーンがない。

「原液のままのカルピス」なんて良いもんじゃねぇ。水で薄めすぎ。


30.もしも勇者が二人いたら 〜魔王の災難〜

ヤマなしオチなし意味なし。
クソゲーとも呼びづらい、なんとも無味乾燥な作品。


31.素材供養10 〜孔明の計略

武力やら知力やらの数値がキャラクターごとに細かく設定されてるからてっきり自作のシミュレーションバトルでも繰り広げられるのかとワクワクしてたが別にそんなことはなかった。

毎度のことながらストーリーに意外な展開とかがあるわけでもなく、終始「素材供養」一点に的を絞ってる感じの作品。
こういう作品でしか使われようのない素材がたくさん見られるという意味においては、非常に価値のあるシリーズだと思う。ゲーム性に期待するのは野暮か。


33.もしもアクションゲーだったら

個人的にVIPRPG夏の陣'08全作品の中でも最大級のクソゲー。
「絆と剣」も相当アレなゲームながら笑える要素も多々あったのでまだ許容できたけど、このゲームにはマジで何もない。

・パラライズが可愛くない
・キャラクターの会話が寒い
・アクションとは名ばかりの連打ゲーバトル
・いちいちメニュー画面を開かないと残りHPを確認できない
・ダッシュした後スピードが元通りになるどころかむしろ遅くなる
・ニンニン戦で無限ループ

何一つ擁護できる要素がない。作者にはもっと他の作品をプレイして自分のゲームに何が足りないのか自覚してほしい。次回作の盛り返しに期待。


36.K-TYPE

壮大なるSS詐欺によって生まれたピクロスゲー。暇つぶしにもってこい。

10×10パズルを3つ解いたところで満足して中断。
これ以上マスが増えると複雑すぎて自分の手には負えないというのも理由の一つですが、RPGなどと違ってラスボス的な存在が見当たらないため、プレイするモチベがいまいち持続しないというのも大きな要因。

ピクロスそのものが大好きで、どんな複雑なものでもバッチコーイな人にオススメ。


39.ツクールデイズ-Tkool Days-

スクールデイズのパロディと思いきや意外と普通のRPG。
たまに出てくる4つの選択肢が無意味かつカオスすぎて吹いた。エンリュウのチャックラがフィールドでも無制限に使用できるのは絶対に調整ミスだと思う。

ほぼ最強技連発で済むぬるーいデフォ戦が頻繁に続きます。
デフォ戦嫌いの人は要注意。


40.世紀末救世主伝説 ブームの拳

ブーム君ネタはセンスのある人が扱わないとあまり面白くないということがよくわかる。
全裸の恍惚と醤油化するニンニンは面白かった。おまけはいらない。


41.エターナルガードンクエスト

GW祭りNo.42「聖少女領域」の真の主役・ガードン先生が再び世界を救う中編RPG。
前作クライマックスにおける彼の大活躍を知っている人にオススメ。

逆に、彼のことを知らない人にはイマイチ楽しめないかもしれない。
戦闘はぬるすぎて張り合いがないし、そのため必然的に行商人や妖精さんの価値が下がってしまっているし、そのため彼らに連続で登場されると鬱陶しいし、宝箱のトラップは解除に失敗してもデメリットがほぼ皆無で緊張感に欠けるし、会話パターンが少なくて同じ会話を繰り返すのが不気味だし、エンディングは用意されたSSを順番に表示するだけの退屈なものだし、バッドガイ(笑)は空気だし。

不満材料が思いのほか多くて、「これがあの聖少女領域の続編だなんて……」と、プレイ中いたたまれない気持ちになった。作者もちょっと悪ノリしてしまった感はあるんじゃないかなー。

そんなこんなでEXダンジョンは放置中。かなり期待してただけにガッカリ。


42.サマーフェー

「話す」「調べる」「使う」「叩く」四つのコマンドを駆使して世界を駆け巡る大長編ファンタジーになる予定だったけど途中経過がごっそり省略されて実質エターなったも同然の作品。

森で自作戦闘っぽい双六ゲーがあったけど、マスを調べる意味が全くないというか調べないほうが確実にボスを倒せるという意味不明な設計が残念。作者的にはもう少し作り込むつもりだったのかなあれは。

なんというか消化不良なゲーム。いろいろともったいない気がする。


44.愛はさだめ、さだめは死

パッと見もはやツクール作品ってレベルじゃない、ビジュアル面・システム面でこれでもかと言わんばかりに凝りに凝られた、脅威の完成度を誇る大長編ダンジョンRPG。

ランクの低い敵から順番に倒してステータス上げて倒してステータス上げての繰り返しは、地味に作業感を覚えつつもなかなか面白かった。たまにランクの高い敵にちょっかい出して運良く勝てた時とか、夢幻廻廊の奥へ進もうとするたびにエンブレムの提示を求めてくるウザい門番をやっつけた時とかすげースカッとした。

いろんなタイプのアイテムが用意されているので、プレイヤーによって様々な攻略法が編み出される自由度の高さが素晴らしい。
最初の方は「1対1のバトルとか単調でツマンネ」とか思ってたけど、ヨミの庭園で何人か亡者をやっつけたあたりからじわじわ楽しくなってきて、気が付けばラストまで一気に突っ走っていた次第。迷路のようにクネクネ入り組んだダンジョンも、当初はただ歩くだけでゲンナリしてたものだけど、慣れてくればどうということはなかった。

終盤のボスは輪ゴムなどでVIT下げてから斬馬刀でサックリ斬りつければポックリ逝くようなのばかりで、ちょっと歯応えがなかったのが残念。特にラスボスは作者が煽ってる割には弱すぎて拍子抜けした。ある意味RPG史上最弱かもしれない。

何はともあれ名作であることは間違いなし。
RTPゲーやデフォ戦ゲーは見飽きちゃってやってらんねーという人にオススメ。


45.ミーアと乳首きもい冒険

  三           三三
      /;:"ゝ  三三  f;:二iュ 
三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン
    /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三 
  〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
  ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ  
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
  };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄l


46.花嫁の冠〜ローダン見聞録〜

ツクール2000収録のサンプルゲーム「花嫁の冠」のその後を描いた非公式作品。

システムの都合上1回の戦闘で1匹の敵としか戦えないため、敵が複数いるときは必然的に連戦になってしまうのが非常にダルかった。特にパラの町での攻防でそのダルさが顕著に現れてる。これならいっそのこと1匹の敵の強さを3匹分にしたほうがよっぽどマシだと思った。無論、単純にHPを3倍にするだけでは本末転倒だから、そこらへんは作者のさじ加減で調整してほしい。

それから、エンカウント率が妙に高いのも気になる点。1歩進んだだけでエンカウントしたときは誰か黄金の爪でも装備してるのかと疑ってしまったくらい。プレイヤーの3割は「最初のダンジョンでF12余裕でした」ってなるくらいの酷いエンカ率だと思う。

それから、シル幻よろしく時間システムを取り入れるのは別に構わないんだけど、明らかに営業時間中なのに閉店してたり、明らかに深夜なのに真昼のように明るかったり、明らかに指定された通りの時刻に来てるのにイベントが発生しなかったり等々、バグがやたら多いのが結構イラッときた。つーか夜は暗すぎて自キャラまで見にくくなるのが物凄くストレス溜まる。

それから、お店で買い物をするときに画面が切り替わる際、フリントのグラフィックがカインに変更される瞬間がチラッと見えてしまうのが地味に目障りだった。そんな不自然なことするくらいならハナからパーティーの先頭はカインにしておけばよくね? そもそもフリントは先頭のカインを押しのけてまで自分が出張るようなキャラとは考えにくいし。

それから、プレイヤー100人中100人が煩わしいと感じること請け合いの装備変更システムがガチで最悪だった。何故わざわざキャラクターの装備を固定してまであんな自作システムを搭載したのか本気で理解に苦しむ。

それからそれからそれからと、散々不平を垂れ流してきたけれど、戦闘中のキャラクターの細かい動きは見ててすげー楽しかった。カインの日輪剣はガチ。
最初は軽いノリの馬鹿ゲーだと侮ってたらローダン城の襲撃あたりから深刻さが増してきて、グッとストーリーに引き込まれた次第。ドラゴンの登場シーンは個人的に熱かった。フリントの最後の言葉はジーンときた。ユリアを悪役にした理由に吹いた。

「花嫁の冠の続編」という題材は良かったのに、ダメダメなゲーム性がそれを台無しにしてしまってる感じ。
2周目で用語辞典というアイテムが手に入るんだけど、一つの項目を読むたびに文章のウインドウが閉じるので全項目に目を通すのが死ぬほど面倒臭い。

名作になり損ねた駄作と言わざるを得ない。もったいない。


48.アンデット”ナイト”

ツクール2003の不遇キャラ・アンデットナイの昔話。

「異常に多い誤字」「下手糞な改行」「拙い日本語」見るゲにおける三大ダメ要素のせいで全然ストーリーに集中できなくて、シナリオの良し悪し以前の問題だなーと思った。
途中から誤字を見つけるのがむしろ楽しくなってくるから、そういう意味では良ゲーと言えなくもない。

はたして続編ではどんな誤字が飛び出すのか!?
そればっかり気になって夜も眠れません。


49.もしもニンニンただ一人が魔王城に残ったときの傾向と対策(仮題)

敵に攻撃できないゼルダの伝説。要するに避けゲー。

プレイヤーとしては一度もトラップに当たらずノーダメージで華麗に進んでいきたいのに、鬼畜なニンニンがそれを許してくれない。あるフロアで、無数のトゲが恐ろしい速度で一斉に飛んできて一瞬で死亡した時は放心を通り越して爆笑した。
元ネタがゼルダなので当然謎解きもあり。最初の方は何てことない単純なパズルばかりだけど、赤や青のブロックが出てきたあたりから難易度が急激に跳ね上がって長時間詰まった。それでも同梱のヒントを頼りにすれば意外となんとかなるので、今悩んでる人も頑張って解いてほしい。

いやーそれにしても孔明の罠多すぎ。トラップ引っかかり回数700とかどんだけだし。
このゲームのTAS動画があったら是非見てみたい。無傷でクリアできるんかこれ。


51.東方魔恋符 〜 Marisa and Alice's Stories.

元ネタを知らないなりに楽しもうと思ったけど、無理だった。
ラストのアレで卒倒しかけた。ホモは笑い飛ばせるけど百合は無理。イーブイスタジオより無理。

完全に原作を知ってること前提のゲーム。未プレイの方はご注意を。


52.ドラ子かわいいよドラ子

限りなく18禁に近いエロゲー。発情エンドのみ確認。

どう考えてもただの変態レイプ魔のアレックスを、ここまで良い奴っぽく見せられる作者の手腕が素晴らしい。妙に軽いノリのメカゴや、「把握」をしつこく催促する王様が最高に面白かった。

常日頃からドラ子たんとちゅっちゅしたいよぉと思ってるロリコンどもにオススメ。


53.やる夫で学ぶ暗号理論

やる夫・やらない夫と一緒に学ぶ暗号講座。第三章は未完成。

面白いんだけど、ゲームではないなーこれは。もう少しツクールならではの演出を取り入れてほしかった。今のままだと、2chに投下された文章を読んでるのと大して変わりない気がする。プレイ中ほぼ無音なのが何とも味気なくて、適当にBGMを流してたのは自分だけじゃないはず。

まぁこういうのが一つくらいあっても良いかな。興味のない人はスルー推奨。


55.ブロリー’s ストーリー 伝説

ブロリーのブロリーによるカカロットのためのアクションゲーム。

画面中を所狭しと駆け回るブロリーの動きと音声に吹きまくるだけのギャグゲーかと思いきや、アクション部分の完成度が予想以上に高クオリティ。泣く子も黙る超サイヤ人がスライムやヘビを相手に悪戦苦闘する姿は見てて微笑ましいものがある。

感想板の修正パッチが流れててクリアできないのが残念。歯がゆい。


57.アリサ暴走!

画面を単調な動きでウロウロする兵士たちをひたすら殺戮するゲーム。
単刀直入に言うとつまらない。直前に「穴があるなら入りたい」をプレイしていたせいもあって、敵の動きのバリエーションのなさが本当に苦痛だった。

これは私見ですが、本作にレベルやお金などのRPG的要素が用意されているのは、ひとえに作者の自信のなさの現れだと思う。先に挙げた「穴があるなら入りたい」然り、GW祭りの「メタルガンナー」然り、真に面白いアクションやシューティングにはそういった要素は本来いらないはず。おそらく作者自身テストプレイしてみてゲーム性に物足りなさを感じたがために、本来蛇足に過ぎないそれらの要素に頼らざるを得なかったのではないでしょうか。

作者が次回作に再びシューティングを選んだ際には、RPGでは味わうことのできない、そのジャンルならではの面白さというものをもっと追求してほしいところです。


59.Eternaler's Dungeon

エンリュウの助言通り、序盤の戦闘は何となくボタン連打してるだけで楽勝なので鼻糞ほじりながらプレイしてたけど、キャロルや魔王にボコボコにされたあたりで魔法を使い始めてから一気に楽しくなってきた。イーブン無双マジオススメ。

終始ダンジョンの中だけでゲームが進行するものと思い込んでたから、初めて外の世界に出てきた時は胸にキュンとくるものがあった。FF7でミッドガルを脱出した時のあの感覚に近い。

キャラクターの台詞にも笑えるものがチラホラあってすごく良い。ラナに対するナレーションの態度がだんだんテキトーになるのが面白かった。
アイテムも何気にユニークなものが多い。リリアのブラの説明文に泣いた。

ラストバトルはマルチボム・ツインボムの999連打+回復アイテムの畳みかけでギリギリ撃破というヒジョーに熱い展開だった。
勝利の喜びに浸ってたら間髪入れずに真のラスボスが襲ってきて、突然のことに慌てふためきながら成す術なく殺されてしまい、その後しばらく放心してた。
気を取り直してリベンジを果たして、これでようやくゲームクリアだと喜びに浸ってたら以下略。いやー、こういう予想外のドッキリがあるゲームは最高だわ。

戦闘面に関する説明不足のせいで敬遠してる人が多いだろうけど、個人的に神ゲー。


60.リリアが

なんかストーリーが飛び飛びで状況が全然把握できないなーと困惑してたらやっぱりエターなってた。
最後のクイズは頑張って答えたのに全問正解でも何も起きないらしくてガッカリ。


62.おまえたちにもう用はない!消え去るがいい!

なんというか当たり障りのないゲーム。平々凡々。
玉露が好きな人はプレイすればいいんじゃね、という程度の印象。


63.ボンバーニン

最初はアーケードモードで頑張ってたけど20面のゴメスで詰んだためイージーに変更。
そこから先は順調に進んでたけど40面であえなく断念。ムシャムシャしてきた。

結構面白いんだけど難易度たけー。素人にはオススメできない。


64.ときめきアイドル☆マインドシーカー 2008決定版

マインスイーパーっぽいゲーム。爆弾除去したときの効果音が心地よく、0と表示されたマスの周囲を一掃するのも快感。

お手軽に楽しめてエロ絵も堪能できる一石二鳥の作品。オススメ。


65.ピーマンと猫の鳴き声

独特の空気をもつ雰囲気ゲー。自作のBGMがとても良い。


66.ある夏の日のできごと

期待を上回る酷さに安心した。今日はもうケツ出して寝る。


69.エターナルゴメス

ゴメスのゴメスによるゴメスのためのゴメスゲー。
とにかくゴメスが大好きでゴメスを愛してやまなくて四六時中ゴメスのことばっかり考えてて願わくばゴメスに掘られても構わないと思ってるゴメ専たちにオススメ。


70.EternalDragonFantasyUltimateLegendEpisodeFinal 愛戦士ダーエロ 〜最後の性戦〜

イベントが進むたびに主人公の肩書きが変わったり、村でくるくる回ってる子どもの台詞がいちいち面白かったり、ダークネスに性欲持て余したらゲームオーバーになったりと、細かい部分で笑わせてくれる良作。

戦闘は、序盤のナス&五世とか火病の韓国人が若干きつかった程度で、まぁなんとかなるレベル。負けてもキャロル先生がヒントを教えてくれるゆとり仕様がグッド。
仲間が一人しかいないため、いったん麻痺や睡眠に陥ると「ずっと俺のターン」状態にされるのが正直ウザかったけど、まあ十分許容の範囲。

クライマックスの選択肢選ぶシーンは上手いなーと思った。あれ初見で成功した人はさぞ快感だったに違いない。選択ミスったときのバッドエンドもちゃんと用意されてて吹いた。
パンツ1枚1枚に説明文がついてる作者の心配りには感動すら覚える。素晴らしい。


71.ぼくのかんがえたあんぱんぐん

最近スレのksgでよく見かけるアンパン軍のキャラたちが織り成す短編集。
アンパンに始まりアンパンに終わると勝手に思い込んでたので、終盤の展開は意外だった。既存の設定が上手く盛り込まれた良作。


72.ひき

50日くらい頑張ったけど外に出てくれないので死んだ。
いい意味でも悪い意味でも、もう二度とプレイしたくない作品。


73.サマーソルトキック

プレイしていて口元が微動だにしなかった作品は今回初かもしれない。
エンタのつまらない芸人を見ているような気分だった。


74.リナックス育成 -愛のヒ☆ミ☆ツ-

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75.Money & Kiss

ストーリーモードがエターなってるのでパス。


76.穴があるなら入りたい

個性ある五人の四天王から一人を選んでばっさばっさと敵をなぎ倒す爽快アクション。

雑魚戦では魔法擬人化と偽四天王、ボス戦ではナイとラスボスにかなり苦戦を強いられたものの、負ければ負けるほど敵のパターンを見切って上手くなっていく自分を実感できるため、プレイしていて全く苦痛はなかった。
「くっそー」とか「あー惜しい」とか、悔しい思いを存分に味わわされた後の「Clier!」の六文字は格別なものがある。スペルが間違ってるのなんて気にもならない。

自分の場合はニンニン主体で進めるんだけど、たまにダーエロを選んでみたり、たまにムシャを選んでみたりと、その場の気分に応じてキャラを変えられる自由度が良い。
きっとプレイヤーそれぞれに得意キャラがいることと思うので、感想掲示板で他の人の意見を参考にしてみると、より一層楽しめるんじゃないかな。


77.TastySoysause 〜赤と青の幻想曲〜

果てしなく続く無限ループの先に待ち受ける真実を探求する醤油ファンタジー。
醤油ネタひとつでここまで壮大な物語を生み出せる作者の妄想力に脱帽。

しかし今のところ第2部は未完成。絶対エターなるなよ!


79.熔曜幼熔熔溶謡熔熔熔熔熔熔熔熔熔0廊00

プレイしていて不安な気持ちに駆られる作品。
うめき声のようなBGMは良かったけど、もう少しパンチがほしいなー。もっと、プレイヤー全員が裸足で逃げ出すくらいの狂気が見たい。今ひとつハジケきれてない気がする。


80.ゆうとぴあ

終始ことごとくツボに入らなくて全然笑えなかった。
いちばん残念だったのは、SS右下のワギャンっぽいしりとりが無かったこと。ガチで期待してたので本当にガッカリ。裏読みしたかった。


81.もしもツクール2008

いわゆる「もしもシリーズ」の原点である「もしも勇者が最強だったら」の台詞・顔グラ・BGMなどを自分の好きなように弄くりまわせるゲーム。
台詞とかキャラとかいちいち設定すんのめんどくせーって人は、ノックアウトさんに「一括ランダム」してもらうだけで、十分カオスかつ面白いものが出来るのでオススメ。


82.Re:Capture

てっきり長編物だと思ってたら割とあっさり終わってしまったという印象。
グレンもルーシアも、台詞回しによる特徴づけが巧みになされていて二人とも魅力的だったので、もっと彼らの物語を見てみたかったというのが本音。金持ちの息子も良いキャラだった。

本編が終始シリアスなムードだっただけに、おまけのハジケ具合がより面白く感じられた次第。
この作者さんのギャグゲーもプレイしてみたいなーと思った。


83.Hなクレアスくん

オナニーをこよなく愛する漢たちによって繰り広げられる全8話の短編集。
第7話のムシャと五郎のやりとりが神。五郎の「下はこんなことになってまつ」で腹がよじれるくらい笑った。全体的なノリがアホ丸出しですごく微笑ましい。

常日頃から「オナニーサイコー!」と思ってる野獣どもにオススメ。


84.ニャルラ

6本の短編が収録された作品。

1.ラストアシクサー
ラストアシクサー自体はあくまで前座。本番は後半のMAD。

2.うえ
上を目指す男のマルチエンディングストーリー。
とりあえず「愛のメモリー 〜図書館編〜」のみ確認。SHIFTキーを押しながらタイトルを選ぶことで今まで見たエンディングを閲覧することができます。目指せコンプリート!

3.神魂合体
テラゆめにっき。少しドキッとするけど別段怖くはない。

4.なにが
人生に悩める青年がハトとネコとガッツ星人に励まされるお話。

5.スーパーアレックス人
内容的にこれがたぶん本編。コマンドー見たことないけどめちゃくちゃ面白かった。
シュールな演出、キャラクターの突拍子もない言動、絶妙なタイミングで表示されるRTP顔に要所要所で吹きまくった。特にヘレンのかめはめ波は不意打ちすぎて今回の祭りでいちばん爆笑した。腹筋の弱い人はプレイしないほうがいいかもしれない。

6.抗エターナル
スタッフロールなんてエターなったよおちんちんびろーんwwwwという作者の心の叫び。
静と動の繰り返しがツボった。この開き直りぶりはもはや芸術。

それぞれの話に見所・笑い所があり本当に楽しかった。
SHIFTキーを押しながら各タイトルを選ぶとおまけが見れるので、そちらもお忘れなく。


85.地獄少女おぼなす

これはひどいグロ。


86.ドキッ!ペルソナ(?)だらけの悪霊退治

冒頭にも注意がある通り、敵・技・アイテム・演出すべてが版権まみれのRPG。
普段スレで見かけないオリジナルのキャラが仲間になる上、ストーリーも他作品にない独特の雰囲気を感じさせてくれるため、いわゆる「もしも」に食傷気味のプレイヤーさんにオススメ。ただ最終的にはやっぱりアンパンとかアレックスも登場するので、そこらへんはご了承ください。

敵を倒してもレベルが上がらないシステムゆえ、貯めたお金でドーピングアイテムを買って好きなキャラの能力を上げられるようになっているのだけど、中盤で仲間が離れ離れになって各自で行動せざるを得なくなるため、結局は全員それなりに鍛えておく必要があるというのが不満点。

それから、スタッフロールがなかったのもちょっと気になった。
一瞬で終わるksgならともかく、ある程度の長さのゲームならば、最後の最後はきっちり締めてほしいものです。ストーリー性のある作品なら尚のこと。


87.残念!死神探索誌〜悪寒、アンデッドナイ城〜

全編に漂うgdgd感を楽しみつつ、マッサージチェアでくつろいでるナイや潜水艦の掃除をしてるインプに萌えるゲーム。ドット絵の動きがすごく良い。

本編はそれなりに面白かったけど、おまけは恐ろしいほどつまらなかった。
「出番」「個性」「キャラの確立」「作者」などといったワードは、うまい作者が使うと上質な笑いに繋がるんだけど、そうでない場合はただただ薄ら寒い感情しか湧いてこない。身の丈にあった台詞回しを心がけてほしいなーと思った。
それから、作品と全然関係ない小ネタをダラダラ引っ張るのにも悪印象を受ける。ラグランジュポイントとか知らんがな。

ナイ軍や五世に興味がない人にはオススメできない。


89.逆転やる夫裁判

弁護士のハッタリ・検事の動揺・矛盾を突く快感・犯人の豹変。原作の中核をなす要素が余す所なく詰め込まれていて、初めから終わりまで中だるみなく楽しめた次第。

ただ、全体的な演出がややローテンポ気味でぎこちないので、もう少しウェイトを縮めたりメッセージ速度を上げたりした方が良いかもしれない。

もうひとつ難を言えば、最後の最後に突きつける証拠品が早い段階からバレバレで、事件の幕を引くキーアイテムとしては少々物足りなかったことが挙げられる。あれはわざわざ阿部さんのアドバイスを聞くまでもなく大半のプレイヤーが気付くんじゃないかな。

それでもシステム及びトリックの出来は余裕で及第点。
現在第二話も製作中のようでwktkが止まらない。作者さん頑張って!


92.暑すぎ

本編がエターなった代わりのスーパーksg集。
オー人事に電話するナイに爆笑し、ダークネスの話でしんみりした。

普通に無難に素直に面白かった。作者は謝る必要なし。


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